フィンガー(穴の開いた2枚の板状ジョイント部分)の精度

フィンガー(穴の開いた2枚の板状ジョイント部分)の精度

<はじめに>
カメラとアクセサリ間の相性、アクセサリ同士の相性については、当社に対する問い合わせでは上位を占めており、当社としましてもお客様へ正しい情報をご提供し、適切な解決策を示すべきだと考えて当情報を掲載いたします。今回は当社がこれまでに調査したフィンガー(穴の開いた2枚の板状ジョイント部分)の精度についてまとめさせていただきました。

<既知の問題について>
主にGoProに採用されている本体下フィンガーは、これまで当社ではハウジングマウントと称しておりましたが、最近になってGoProが取扱説明書に2枚構造の部分をフィンガーと記載しておりますので、弊社の説明用語も順次GoProに合わせております。並行してフィンガーを受け止めるリリースバックルのような「穴の開いた3枚の板状部分」の受け側を、フィンガーマウントと称するように修正を始めております。
当社の調べたところ、このフィンガーは各メーカー毎、また、同一ブランドでも発売時期や別売アクセサリ間でサイズが僅かに異なっていることが判明しております。
サイズの差は多きもので0.1mm以上あり、使えないというところまで酷くはないのですが、そのために、「キツイ」もしくは「緩い」という状態を発生させております。特に金属製部品では、吸収できるたわみそのものが無いために致命的な問題となってしまいます。

原因としましては、アクションカメラアクセサリのフィンガーについては、標準化された規格が存在しておらず、同一ブランドのカメラとアクセサリでも各メーカーが基準なしで製造しております。

<判明している情報>
2020年7月 現在このフィンガーを同じ形状で純正アクセサリに採用しているメーカーは下記となります。
・GoPro
・DJI
・insta360-one
他に中国製の様々なブランドアクションカメラがございますが、ほとんどがブランド名が異なる同一機種であるため省略いたします。

<当社の取り組み>
当社では、一応の基準として2020年6月現在、GoPro HERO8以降の製品とそれに付属する純正リリースバックルを基準サイズとしております。


<HERO8、MAXサイズとわずかに異なっているメーカー純正製品情報>
1、HERO3,4の純正ネイキッドフレーム下部のフィンガー
2、HERO5~7の純正ネイキッドフレーム下部のフィンガー
3、HERO8用純正ダイブハウジングのフィンガー
4、Insta360-oneの純正マウンティングブラケット下部のフィンガー

<解決方法について・・基準サイズをGoPro HERO8以降にする重要性>
<解決方法 事例1>
Insta360-oneの純正マウンティングブラケット下部のフィンガーがHERO8Blackのフィンガーに比べて僅かにサイズが大きく、アクセサリを装着する際に「キツイ」といった事例がございました。ここで提案した解決策ですが、純正側を削ってアクセサリに合わせる加工を推奨いたしました。
アクセサリがHERO8Blackにジャストサイズであったため、Insta360をわずかに修正して、HERO8Blackとほぼ同サイズにすることで、幅広いGoPro用アクセサリを使えるようにことを優先するほうが今後の活用に自由度が拡がると考えられるからです。

<解決方法 事例2>
現時点でHERO8Blackのサイズに対して、HERO8用純正ダイブハウジングのフィンガーが僅かにサイズが大きく、アクセサリを装着する際に「キツイ」といった事例がございました。 ここで提案した解決策ですが、アクセサリかハウジングのいずれかのサイズを削るなどの修正が必要となりますが、基本的にはアクセサリがHERO8Blackにジャストサイズであれば HERO8用純正ダイブハウジング側を修正するべきです。なぜなら、HERO8用純正ダイブハウジングに合わせてアクセサリを修正してしまうと、HERO8Blackに取り付ける際には「緩い」という状況が発生してしまうからです。
ほとんどの場合、取り付けがキツいのは、おそらく、すべての部品ではなく、ある特定の部品、もしくは組み合わせになるかと思います。

<当社の対応>
なお、当社では使用機種をお伺いしたうえで、できる限りの解決方法をご提案しております。その場合には、ハウジングやフレームの種別、純正なのか、社外品なのかも併せてお知らせください。できれば写真も頂けると、こちらも正確に把握できます。