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NCA用補助資材の新型タイプ開発
組み付け簡素化、軽量に
株式会社メイジエ
2015年6月15日
プラスチックパレットおよび樹脂パレットの企画・販売・レンタルを行うメイジエ(本社=埼玉県三郷市)は、航空貨物積み付け補助資材「One―Pallet 96Air」の新型タイプを開発した。同資材は日本貨物航空(NCA)と共同開発したもの。木材資材よりも軽量かつ再利用(リユース)に強みがあったが、新型タイプでは、組み付け作業などを簡素化するとともに、軽量化も実現した。同社は荷主らとも新製品の共同開発を進めているほか、中国法人はリターナブルパレットのノウハウもある。今後も積極的に、環境面でもグローバルサプライチェーンに貢献していく。

同社は2012年9月に「One-Pallet」の販売を開始した。天板用のペーパーボード(段ボール)と高密度ポリエチレン(HDPE)の荷台部で構成しており、輸送モードに合わせて、航空用「One-PalletAir」、海運用「One-PalletSea」がある。
新型タイプのサイズは、縦1200㍉×横1000㍉×高さ124㍉。従来に比べ、高さが10㍉程度低い。従来タイプは、航空機の貨物室床下のレールに固定する際、脚構造の下部分に補助資材が必要だった。新型は、パレットを支える脚構造を細くし、そのままレールに固定できるようにした。また、ペーパーボードを荷台部に乗せるだけで、固定できるように改良した。

貨物室内での作業量が減少するとともに、パレット組み立て、解体時に工具が不要となるなど、一連の現場業務の簡素化につなげた。ペーパーボードの損傷減にもつながるため、リユースの促進にもつながる。重量は従来の7・3㌔から6㌔としたことで、航空使用燃料の減にも寄与する。静荷重は2㌧、動荷重は1㌧。
同社は2008年5月の設立。海外では中国法人の「無錫美捷現代物流科技有限公司(上海)」、台湾法人の「無錫美捷現代物流科技有限公司(台湾)」、香港には合弁会社「関物流塑料制品有限公司」がある。中国法人は09年11月の設立。無錫市の出資を受けており、上海、無錫に拠点がある。

同社製品はソニー、フォックスコンらEMS(電子機器の受託生産サービス)、米系パソコンメーカー、世界大手携帯端末メーカーが活用中だ。荷主のコストおよび環境負荷低減に向け、リユースやレンタルにも注力しており、世界主要地点でパレットを回収できる体制も構築している。
















