展示什器のリニューアル

什器を入れてはみたものの、売り場担当者から不評で、こんな機能を加えたいというのはよくあることです。実現するためには最初のコンセプトが大事なのは言うまでもありませんが、どんなに細部を検討しても、ああしていればよかったとか、公開する部分は必ず発生します。できることは今回はどんな時に使用されているか、メリットやデメリットも解説していきたいと思います。

什器リニューアルの概要

当然ですが、リニューアルにはすでに設置済み展示什器に持たせられなかった目的があるわけですが、それをどのように実現するかは、什器改造や技術的な知見、卸売りで培った経験も持ち合わせている私たちが最も得意とするところです。売り場担当者からの話とはいえ、様々な商品を見ている売り場担当者が什器の状態維持まで負担してくれるわけではありませんから、そういった側面も考慮しつつ什器のリニューアルの特徴、メリット、デメリット、および使用上の要求事項を列挙します。

展示什器リニューアルの一般的な手法

具体的な展示什器のリニューアル方法は、店舗のニーズや目的に応じて様々です。以下は、よく利用されるリニューアルの種類とその方法です。

部品の追加:

既存の什器に追加の棚、フック、またはディスプレイユニットを取り付けることで、展示スペースを増やす。

什器のガラス取り外しや置換:

ガラスを取り外し、オープンシェルフ形式に変更するか、または異なる素材やデザインのガラスに置き換える。

棚の追加や調整:

追加: 空いているスペースに新しい棚を追加する。
調整: 既存の棚の高さや位置を変更して、新しい商品のサイズに合わせる。

什器照明の改善:

LED照明への交換: より省エネで明るいLED照明に変更。
スポットライトの追加: 商品の特定部分を強調するための追加照明。

カラーと素材の更新:

再塗装: 什器を新しい色で塗り直し、店舗の雰囲気を一新。
新素材への置換: 木材、金属、ガラスなどの異なる素材を使用して、外観を変更。

モジュラー構造の導入:

取り外し可能な部品: 展示ニーズに応じて、棚や引き出しを簡単に追加・取り外しできる構造。

インタラクティブな要素の追加:

デジタルディスプレイ: 商品情報やプロモーションを表示するディスプレイの組み込み。
タッチスクリーン: 顧客が情報を自由に操作できるインターフェース。

展示スペースの再構成:

オープンレイアウト: よりオープンでアクセスしやすいレイアウトへの変更。
特定エリアの特化: 特定の商品カテゴリーやブランド専用のスペースを作る。

可動式什器の導入:

キャスター付き什器: 簡単に移動できる什器で、店内レイアウトの柔軟性を向上。

テーマやデコレーションの更新:

季節やイベントに合わせたテーマの変更。
装飾品やアート作品で什器の外観を更新。

エコフレンドリーなアップグレード:

持続可能な素材の使用やリサイクル材への置き換え。

セキュリティの強化:

盗難防止システムやロック機能の追加。

什器リニューアルの効果

  1. 展示スペースの拡大: 追加された部品や棚により、より多くの商品を展示できるようになる。
  2. 視覚的魅力の向上: 新しい素材やデザインの導入により、什器の見た目が新鮮になり、顧客の注意を引きます。
  3. 柔軟性の向上: モジュラー構造を利用することで、異なる商品やプロモーションに合わせた展示の変更が容易になる。
  4. 顧客体験の改善: 新しい展示方法は、顧客に新たな体験を提供し、興味を喚起します。

リニューアルの事例

展示什器の全面棚部分をフックをかけるスペースに作り変えた事例をご紹介します。その効果は視覚的な側面と運用的な側面の両方で顕著に表れます。

当然ですが、リニューアルにはすでに設置済み展示什器に持たせられなかった目的があるわけですが、それをどのように実現するかは、什器改造や技術的な知見、卸売りで培った経験も持ち合わせている私たちが最も得意とするところです。売り場担当者からの話とはいえ、様々な商品を見ている売り場担当者が什器の状態維持まで負担してくれるわけではありませんから、そういった側面も考慮しつつ什器のリニューアルの特徴、メリット、デメリット、および使用上の要求事項を列挙します。

具体的な什器への施工例

フロントパネル部分をフックスペースに変えたこのケースでは、一旦、仮組のため店頭から什器を引き上げました。一見、現地ではできなかった大規模リニューアルの様に見えますが、以後は、部品を現地で入れ替えるという手法を取ることを前提としたものです。もちろん、フック部分は未塗装ですので、塗装を施してから展示となります。

既存の什器にピッタリサイズでボルトオンできるパーツ制作

今回、パネルの裏側が棚になっておりましたので、そこのはめ込む形でフック取付用の棚を製作しました。

什器リニューアル後の視覚的な側面の効果

  1. 商品の目立ちやすさ: フックにかかる商品は、棚に並べられるよりも目立ちやすく、顧客の注意を引きやすいです。
  2. 整理された展示: フックによる展示は、商品を整理しやすく、見た目がすっきりとします。
  3. 空間の開放感: 棚よりもフックの方が什器の空間を広く使えるため、店内がより開放的に感じられます。

什器リニューアル後の運用的な側面の効果

  1. アクセスの容易さ: 顧客はフックに掛けられた商品に簡単に手を伸ばせ、詳細を確認しやすくなります。
  2. 多様な商品の展示: フックを使うことで、異なるサイズや形の商品をより柔軟に展示できます。
  3. 商品の入れ替えや再配置の容易さ: フックを使う展示は、商品の入れ替えや再配置が棚の場合に比べて容易に行えます。
  4. 在庫の視認性向上: フックにかかった商品は一目で数を確認でき、在庫管理がしやすくなります。
  5. 空間利用の最適化: 限られたスペースをより効率的に使えるため、店舗内の空間利用を最適化できます。

什器リニューアル後のチェックポイント

什器リニューアルの影響

什器のリニューアルは、店舗の展示能力を高め、顧客体験を刷新する有効な手段です。ただし、店舗の全体的なコンセプトとの調和や、商品の陳列方法の再考が必要になります。効果的なリニューアルは、慎重な計画とデザインの考慮を必要とします。

  1. 商品の配置の再考: 新しい展示スペースの創出により、商品の配置や陳列方法を見直す必要があります。
  2. 店舗のデザインとの調和: 新しい什器のデザインが店舗の全体的な雰囲気やスタイルと調和するように配慮する必要がある。
  3. メンテナンスの考慮: 追加された部品や棚は、定期的なメンテナンスや清掃が必要になる場合があります。
  4. 顧客の流れの変化: 什器のリニューアルにより、店内の顧客の動線や流れが変化する可能性があります。

リニューアルのまとめ

このフックに何を吊るすかによっては、フックストッパーなどの補助部品の取付も忘れないように注意が必要です。また、ダミーカードの場合は、カード自体に統一感を出すデザインをして、お客様の目を引くことが可能となります。店舗を巡回する営業の方は、最下段に埃が積もりやすくなりますので注意が必要です。

このように、展示什器をフック使用可能なスペースに変更することで、店舗の視覚的魅力を高め、運用面での柔軟性と効率を向上させることが可能です。顧客体験の向上と同時に、店舗運営の効率化にも寄与します。

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展示什器で特長を視覚的に表現する

商品が、ただ並べられているのはちょっと味気ないというか、展示什器のスペースをある意味貸し切り状態にできるメリットが活かせない。いや、もったいない。実物を前に体験できたり、連想させられるっていうのはショッピングの楽しさの一つです。ここでは展示方法のアイディア、そのメリット、および連想などの展示方法に向いている商品をいくつか挙げてみましょう。まず、下の写真をご覧ください。新製品の高級カメラです。何か気が付きませんか?そうです。子犬のフィギュアです。

展示什器の上にワンちゃん

什器の上に、ポツンと子犬だけで表現する

カメラのような高性能機器の展示什器において、製品の特長を視覚的に表現する方法は非常に効果的です。ペットのぬいぐるみを使用したアイデアは、動く被写体の撮影能力を強調する素晴らしい方法です。AF(オートフォーカス)搭載は一眼レフではけっこう標準的なんだけど、子犬のフィギュアがあるだけで、なんとなくすばしっこい子犬を捉えることが頭の中で連想出来て、自分が使っていることを想像しちゃいますね。カメラもなんだかすごく優秀なんじゃないかというイメージを持っちゃいます。

展示什器の上にワンちゃんでAFを訴求

ワンちゃん大好きとか、子供も女性も絶対に興味を持ってしまうアイテムで、心奪われちゃう。これ考えた人すごい!って思っちゃいました。さらにインスタとかにも投稿されたらメーカーにとってはさらにラッキーです。

では、前置きはこの辺りにして、こういった展示方法がどんな商品に向いているのか簡単にまとめてみますね。

連想を展示什器で表現する方法に向いている商品

  1. 撮影機器: カメラ、ビデオカメラ、ドローンなど。動きや特定のシーンを捉える能力を強調。
  2. スポーツ用品: ランニングシューズ、フィットネス機器、アウトドア用品など。使用時のパフォーマンスや快適さを示唆。
  3. 家電製品: ブレンダー、コーヒーメーカー、掃除機など。実際の使用状況を示して機能性を強調。
  4. 美容・健康製品: スキンケア製品、マッサージ器具、香水など。実際に体験することで感覚的な魅力を伝える。

展示什器に連想要素を入れるメリット

  1. 製品特長の明確な伝達: 製品の主要な機能や特長を直感的に理解できる。
  2. 顧客エンゲージメントの向上: 製品に触れたり、実際に体験したりすることで、顧客の関心を引き付ける。
  3. 記憶に残る体験の提供: 独創的な展示は顧客の記憶に残りやすく、ブランドイメージの強化に寄与。
  4. 購買意欲の刺激: 製品の実際の使用感を体験することで、購買意欲を高める。

展示方法のアイディア

  1. 動きを示唆するディスプレイ: スポーツ用品の場合、動きを表現するために、什器だけではなく走っている姿を模したマネキンや動きのあるポーズの写真を展示。
  2. インタラクティブな展示: 例えば、スマートウォッチやフィットネストラッカーでは、顧客が実際に装着して歩数や心拍数などを試せるように什器の上で表現する。
  3. 環境を再現する: 屋外用品やキャンプ用品の場合、実際の使用環境を再現したディスプレイを設置。
  4. 商品機能のデモンストレーション: 調理器具や家電製品では、実際に機能を動かすデモンストレーションを行う。什器に様々な機能を組み込むこともできます。
  5. 感覚的な体験を提供: 香水やアロマ製品では、実際に香りを試せるサンプルを用意。

いかがでしたでしょうか。これは什器の設置や製造なんかをやっている我々だけではなく、広告宣伝のプロの企画屋さんとか、自社の製品をこよなく愛するメーカーの皆さんが日々考えていること。こういったものをカタチにしていくのが私たちの使命でございます。

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什器設置に使う車輛


量販店への展示什器搬入時に使用される車両は、そのサイズや種類に応じて異なる特徴を持ちます。これらの車両の種類、それぞれのメリットとデメリット、輸送時の注意点、そして什器の固定方法についてまとめます。

車輛選定ができなきゃプロとは言えない。

当社は家電量販店、カメラ量販店の主要店舗で什器設置を行ってきた経験から、これから書くことは、ほとんど考える必要は無く進められる内容なのですが、この業界に関わり始めたころを思い出してどういった点に注意するべきかまとめてみます。

輸送は、什器設置のスタート地点

什器の設置において、まずは目的のお店まで輸送しなければなりません。しかし、トラックなら何でもいいとは言えません。ここを間違えて万が一でも搬入が中止となると、スケジュールが大きく狂うこととなり、お客様に大きな迷惑となります。

什器搬入計画とは、車輛選びで9割決まる

近距離なのか中距離なのか、遠方なのか。また、1日に1件の設置ということもあれば2件、3件ということもあります。設置する什器を運んで終わりではなく、古い什器との入れ替えが発生することもあります。そうなると待機場所や駐車のことも考えなければなりません。特に都市部においては大型の車両は駐車スペースが少ない。というよりほとんどない状況ですので、この辺りのやりくりを立案して、計画書にまとめて数人でシュミレーションをします。
特に問題になるのは什器をどのように荷台から卸すかというところ。ですので、サイズとして車両内に格納できればいいというわけにもまいりませんので、荷下ろしに必要な装備を持った車両を選定します。
つまりは、割と特殊な車両になります。そして、特殊なだけに、かなり事前に車両をスケジュールを抑える必要もあり、およそ2週間から1か月前には計画が立てられます。

車輛の問題は什器設置のスケジュールにとって大きな問題になることも

先にも述べましたが、車両を間違えると搬入ができません。しかも車輛確保の事前準備期間は2週間以上あって、明日やり直すというわけにもいかない。車両だけならもしかしたら都合よく明日も空いているかもしれませんが、自らの施工スケジュールがそもそも大丈夫か。また、メーカー担当者、売り場責任者、売り場のスケジュール(棚卸や他の什器搬入、工事の有無など)が再調整となるとわけで、翌日にやり直しなんてほぼ無理です。

当然ながら、あらゆる事前準備を行います。

車輛選定がここまで大きな影響を及ぼすわけですから、お店によっては搬入口の状況、特に高さ制限や、スロープの幅とか「R(回転半径)」の状況とかを事前に把握していなければなりません。それと、搬入口は基本的に商品在庫がひっきりなしに入ってくる場所です。都心部の大型量販店ですと、トラックが4台くらいは同時に荷下ろしできる場所があり、数台が順番待ちをしています。忙しい時間帯に短時間で通常業務の妨げにならないように搬入するためには警備員さんや、ストックヤードの状況も確認しなければなりませんので、想像以上に調整に時間が割かれることとなります。

どんな車両を使うのか

お店によって状況は様々ですが、什器の台数が1台という場合で、大型の什器が無い限り、都心部で最も使用する車輛はハイエースやキャラバンです。高さ制限考えてハイルーフではない通常ボディ。ワイドは高速料金が高いのでボツです。都心部だったら半この車両が最も使いやすいです。

ハイエースやキャラバンはほぼ同サイズ。見た目には大きく見えますが、パトカーでおなじみの、あのクラウンより、全長は21.5センチ、ホイールベースも35センチ小さいんです。

もちろんトラックも良く使用します。雨の心配を考えるとアルミバンといわれる箱型の2トン車ですね。
特に引っ越しでもよく使われるゲート車が使いやすいと言えます。

什器設置に使用するトラックアルミバン

他にもどんなトラックを用途に応じて使い分けているかも以下にまとめてみました。

車両の種類と特徴

  1. 小型トラック:
    • 特徴: 小型のトラックは市街地でも運転しやすく、比較的狭いスペースに駐車できます。
    • メリット: 操作性が高く、小回りが利きます。
    • デメリット: 積載量が限られているため、大きな什器や多数の什器を運ぶのには向きません。
  2. 中型トラック:
    • 特徴: 汎用性が高く、多くの什器を運ぶのに適しています。
    • メリット: 一定の積載量を持ちつつ、機動性もそこそこ保たれています。
    • デメリット: 小型トラックに比べて取り回しが難しいことがあります。
  3. 大型トラック:
    • 特徴: 大容量の積載が可能で、大規模な搬入に適しています。
    • メリット: 大量の什器を一度に運べます。
    • デメリット: 運転や駐車には特別な技術が要求され、市街地では取り回しが難しいです。

輸送時の注意点

  1. 道路状況と車両サイズ:
    • 量販店への道路状況や駐車スペースを考慮して、適切なサイズのトラックを選ぶ。
  2. 積載計画:
    • 什器のサイズと重量を考慮して、車両の積載計画を立てます。
  3. 車両へのアクセス:
    • 量販店の搬入口のサイズとトラックの高さを確認し、問題なく搬入できるか事前に確認します。

什器の固定方法

  1. ストラップやロープの使用:
    • 什器が車両内で動かないように、ストラップやロープを使ってしっかりと固定します。
  2. 緩衝材の使用:
    • 什器に傷がつかないよう、布や緩衝材を使用して保護します。
  3. 重心の配慮:
    • 什器の重心が安定するように積載し、車両のバランスを保ちます。
  4. 積み重ねの回避:
    • 什器を積み重ねることで生じる損傷を防ぐため、できるだけ平置きで輸送します。

これらの点を考慮することで、什器の安全な輸送を確保し、量販店でのスムーズな搬入と設置が可能になります。適切な車両選択と輸送方法の計画が、什器搬入の成功の鍵を握ります。

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展示什器の安全確保

子供が什器にぶつかって怪我をするリスクを軽減するための予防措置や配慮は重要です。その対策、効果、および展示への影響を説明します。

どこまで対策するか

金属製展示什器では、局面を作ったり、角を落としたりする加工は生産性の面というかなかなか難しいものです。できる限り鋭角な角にならないように作ることが肝心なのかもしれません。とはいえ、子供が多いおもちゃ売り場などでは、木製什器や部分的に樹脂製の成型品をカバーするなどして安全性確保を行います。

対策

  1. 丸みを帯びたエッジとコーナー: 鋭利なエッジや角を避け、丸みを帯びたデザインを採用する。
  2. 保護カバーの使用: 展示什器の角やエッジに透明で柔らかい素材の保護カバーを取り付ける。
  3. 高さと配置の工夫: 子供が容易にぶつかりにくい高さや場所に什器を配置する。
  4. 適切な安全距離の確保: 通路や什器周辺に十分なスペースを設ける。
  5. 滑り止めの設置: 什器が動くのを防ぐために、キャスターにストッパーを付ける。

什器の安全対策の効果

  1. 怪我のリスク軽減: 丸みを帯びたエッジや保護カバーにより、ぶつかった際の怪我のリスクが大幅に減少します。
  2. 安全なショッピング環境: 子供だけでなく、全ての顧客にとって安全な環境が提供されます。
  3. 親の安心感向上: 子供連れの親が店内で安心してショッピングを楽しめます。
  4. 店舗の評判向上: 安全性への配慮は、店舗の評判に良い影響を与えます。

展示への影響

  1. デザインの変更: 安全性を考慮した什器のデザインは、店舗の全体的な雰囲気やスタイルに影響を与える可能性があります。
  2. スペースの再構成: 安全距離の確保のために、展示スペースのレイアウトを再考する必要があるかもしれません。
  3. 商品配置の工夫: 安全対策により、特定の商品の見せ方やアクセス方法に変更が必要になることがあります。

展示什器の安全確保のまとめ

安全対策を取り入れることは、子供の怪我のリスクを減らし、全体として顧客に安心感を提供します。ただし、これらの対策はデザインや展示方法に影響を与える可能性があり、安全性と展示効果のバランスを考慮する必要があります。

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展示什器(分割式)について

展示什器をカウンタートップと台座に分割して使用する設計は、柔軟性と機能性を重視したアプローチです。

分割式什器は柔軟性があるけど、問題もあります。

実際の売り場では、様々な店舗のレイアウトや設置制限があり、必ずしもメーカーの構想通りにならない場合があります。そこでよくとられる手法が分割式です。トップ部分と、台座部分を分割することで急な売り場側の要請で台座を撤去しなければなりません。そんな場合でもトップ部分を通常の什器に設置できる構造であれば完全な撤去後に新たに別の方法を取らなくてもよくなります。しかし、それはそれでメリットだけではないことに注意しましょう。

特徴

分割式展示什器、特にカウンタートップと台座に分割できるタイプの特徴は以下のようにまとめられます。

  1. 多用途性: カウンタートップ単体での利用や、台座との組み合わせで多様な展示形式が可能。
  2. 柔軟性: 空間の制限や展示ニーズに応じて構成を変更できる。
  3. モジュラー設計: 簡単に組み立て・分解ができ、異なるレイアウトに対応。
  4. 省スペース: 限られたスペースでも効率的な展示が可能。
  5. 移動の容易さ: 軽量構造やキャスターの付加により、簡単に移動できる。
  6. カスタマイズ可能: 組み合わせや配置の変更が容易で、用途に応じて什器カスタマイズできる。
  7. エレガントなデザイン: スタイリッシュな外観で、現代的な店舗デザインに適合。
  8. 経済性: 複数の用途に使用できるため、コスト効率が良い。
  9. 機能的な使い分け: カウンタートップでの受付や簡易作業スペース、台座を利用した製品展示など、用途に応じた使い分けが可能。
  10. 環境適応性: 異なる店舗環境やイベントスペースに容易に適応する

このような特徴を持つ分割式展示什器は、特に小売店舗、展示会、イベントスペースなどで有効に活用され、柔軟な展示方法と効率的なスペース利用を実現します。

分割式を採用する什器のメリット

  1. 柔軟性: 設置場所や展示ニーズに応じて、カウンタートップだけを使用したり、台座と組み合わせたりできます。
  2. 省スペース: 小規模な店舗や限られたスペースでも、カウンタートップだけを利用して効果的に商品を展示できます。
  3. 多目的利用: カウンタートップは独立して使用でき、レジカウンター、受付台、デモンストレーションエリアとしても機能します。
  4. カスタマイズ可能: 展示のニーズに応じて、什器の高さやレイアウトを調整できる。
  5. 容易な移動と再配置: イベントやプロモーションのための臨時の展示に便利です。
  6. 経済的: 什器の製作種類が少なくなれば、コストを抑えられます。

分割式を採用する什器のデメリット

  1. 構造的な安定性の問題: 分割式の什器は、一体型よりも安定性が劣る可能性があります。
  2. 設置の手間: 分割式の什器は組み立てや分解に時間がかかる場合があります。
  3. 統一感の欠如: 異なる部分を組み合わせることで、デザインの統一感が失われる可能性があります。
  4. 耐久性の問題: 頻繁な組み立てや分解により、部品の摩耗や損傷が生じることがあります。

今後の予想される工夫

  1. モジュラーデザインの進化: より簡単に組み立てられる、インターロック式やマグネット式の連結部分を採用することが考えられます。
  2. 多機能性の統合: カウンタートップに組み込まれたデジタルディスプレイやインタラクティブ機能など、テクノロジーを活用した機能の追加。
  3. カスタマイズ性の向上: ユーザーが自らデザインや構成を変更できるDIYキットやアクセサリーの提供。
  4. 持続可能な素材の使用: 環境に配慮した素材やリサイクル素材の使用が増加することが予想されます。
  5. スマート展示什器: IoT技術を活用し、在庫管理や顧客行動分析などの機能を統合することも考えられます。
  6. 無駄な部品: 什器の一部で設置しない部品が出るということは保管や、余計に製造するコストを考えなければなりません。

まとめ

分割式の什器は、店舗のレイアウトや展示ニーズの変化に柔軟に対応できる便利なシステムです。また、コスト的にはメリットもデメリットもあります。もっとも、安定性や統一感の維持に注意が必要です。表現したい世界観が損なわれないように注意が必要ですよね。そして、これからも、より便利で多機能なデザインが求められるでしょう。

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展示什器の盗難防止ワイヤー

盗難防止ワイヤーの意味

什器に並んでいるiPhone。引っ張るとワイヤーついてますね。もちろん盗難防止なんですけど。当然、充電の機能もあるんです。ただ、このあたり、盗難と防犯ばかり気にしていると思わぬ落とし穴がありますのでしっかり埋めていきましょう。

盗難防止ワイヤーは、主に店舗内での製品のセキュリティを高めるために設計されています。しかし、顧客体験を実現したいというのが什器に課した使命でもそもそものこのワイヤーの意味、メリット、デメリット、求められる機能、および将来の変化について解説します。

展示什器の盗難防止ワイヤーのメリット・目的

  1. セキュリティ強化: 高価なデバイスを盗難から守ります。
  2. 電源供給: デバイスへの電源供給を担います。
  3. 顧客体験の実現: 顧客に製品を手に取ってもらい、使っている自分をイメージしてもらい購買意欲をUPします。

非常に難しい顧客体験の実現

デメリットをお話しする前に、上の2枚の写真を見てください。テーブルを什器と仮定してください。は1枚は蛇腹タイプのケーブルを使用していますが、ヘッドセットをかなり引っ張ていますね。これだと、体験に集中できない。

ですので、長めのケーブルを使って没入してもらうことに。

しかし、あまりにもケーブルへの意識が無くなってしまい、ケーブルをバツンッ!と切ってしまうことに。こちらのカテゴリに属する製品はまだまだ出始めたばかり。もっと工夫が必要です。とはいえ、予算の兼ね合いが・・・。将来にご期待ください。

展示什器の盗難防止ワイヤーのデメリット

  1. 制限された体験: ワイヤーがあると製品を完全に自由に試せないため、顧客体験に制約が生じる可能性があります。つまり、顧客体験に制約が生じない工夫が盗難防止ケーブルに求められます。
  2. 視覚的な魅力の低下: ごちゃごちゃしてしまうので、ワイヤーが展示の外観を損なうことがあります。
  3. メンテナンス: 劣化による切断、両面テープの剥離、維持には定期的なメンテナンスが必要です。

展示什器の盗難防止ワイヤーに求められること

  1. 堅牢性: 強度の高いワイヤーで、切断や破壊に強いこと。
  2. 柔軟性: 製品をある程度自由に動かせること。
  3. アラームシステム: 不正な取り外しや損傷があった場合に警報を発する機能。
  4. 簡単な取り付けと取り外し: 店舗のスタッフが容易に設置や更新ができること。
  5. デザインの統合: 展示什器と調和したデザイン。

展示什器に求められるこれからの変化

技術の進化と共に、店舗のセキュリティシステムも進化していきます。今後は、より目立たず、顧客体験を損なわない什器の盗難防止ソリューションが登場する可能性が高いです。

  1. ワイヤレスセキュリティ: 技術の進化により、ワイヤレスでの盗難防止システムが登場する可能性があります。
  2. ワイヤレス充電: スマートフォンなどではかなり普及が始まっています。無接点充電がよりスマートな形。
  3. 拡張現実(AR)と仮想現実(VR): 実際の製品を手に取らずとも製品体験ができるようになる可能性があり、これにより盗難防止の必要性が低減するかもしれません。
  4. より洗練されたデザイン: 盗難防止機能はかなり完成していると言えますが、まだまだ、アイディアが出るかもしれません。今後、より目立たない形で統合するデザインが開発される可能性があります。

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展示什器に木目の採用

木目とか本当の木材を活用したような展示什器が家電量販店でもまれに見かけます。このあたり、メリットやデメリットも解説していきたいと思います。

什器に木目を採用するシーン

部分的に木目を使用した什器は、現代的なデザインと自然な温かみを兼ね備えた什器です。その特徴、メリット、デメリット、使用上の要求事項を以下に列挙します。

特徴

木目を採用する展示什器の特徴はざっと5つほどあります。高級感を出しつつ、人に寄り添うようなものにはとてもフィットするデザイン性の高い什器になると思います。

  1. 自然な美しさ: 木目の自然な外観が特徴で、温かみと高級感を提供します。
  2. デザインの多様性: 木目の種類や色合いの選択肢が豊富で、多様なデザインが可能。
  3. 組み合わせの自由度: 他の素材(ガラス、金属、プラスチックなど)との組み合わせが容易。
  4. 耐久性: 適切に処理された木材は耐久性があり、長期間の使用に耐える。
  5. 独特の質感: 木材独自の質感と温もりがあり、店舗の雰囲気を向上させる。

木目を採用する什器のメリット

  1. 高い審美性: 木目の温かみとエレガンスが、高級感と親しみやすさを演出。
  2. 環境への配慮: これは主にイメージとしてです。実際の素材はベースが本物の木ではない場合が大半です。
  3. 汎用性: さまざまな店舗デザインや商品にマッチしやすい。
  4. 耐久性と堅牢性: 耐久性はあり、適切なメンテナンスで長持ちする。
  5. 空間の温かみの向上: 木材の自然な風合いが快適で温かみのある空間を作り出す。

木目を採用する什器のデメリット

  1. メンテナンス要求: 木目シートは部分的にはがれることもあり定期的なメンテナンスや処理が必要。
  2. 水濡れや湿気に弱い: 本物の木材を部分的に使用する場合は、湿気の多い環境では変形のリスクがある。
  3. コスト: 高品質な木材は価格が高くなることがあります。
  4. 重量: 木材は比較的重く、移動や設置が困難になる場合がある。
  5. デザインの難しさ: 採用部分や組み合わせ次第で安っぽいイメージになる場合がある

求められること

  1. 適切な木材の選定: 使用環境や目的に合わせた木目・木材の種類と品質の選定が重要。
  2. 防水・防湿処理: 木材を部分的に使用する場合でも湿気から守る措置が必要。
  3. 定期的なメンテナンス: 木材の美しさと耐久性を維持するために、定期的な清掃や保護処理が必要。
  4. 環境への配慮: 持続可能な森林管理から得られた木材の使用を検討する。
  5. デザインの一貫性: 展示什器全体のデザインと木目・木材部分の統合を考慮し、全体の調和を保つ。

利用シーン

木目を採用する什器は、ぬくもりというイメージを大事にしているため、まずは、人の触れる商品に多く採用される傾向があります。写真のケースではヘッドホンが代表格ですが、実際のところ、ヘアドライヤーにはちょっとイメージが合いませんよね。なので、非常に繊細で高品質といったあたりも重要なポイントになると思います。ただし、本物の木材と木目シートの採用でも印象はガラリと変わります。

木目シートなんかは様々なものが用意されていますが、さて、どんなシートがいいのかはメーカーさんのブランディングポリシーになるかと思います。

仕上がりがきれいなほど、設置の際は気を使います。とにかくぶつけないようにしなけれなばなりませんので設置屋泣かせの什器ですよね。

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展示什器:紙・段ボール製

お店でよく見かける紙や段ボールで作った什器について、今回はどんな時に使用されているか、メリットやデメリットも解説していきたいと思います。

紙や段ボールの什器が選ばれるシーン

とにかく安い軽い環境にやさしいと思われがちなのですが、以下に、その特徴、メリット、デメリット、および使用上の要求事項を列挙します。

特徴

紙・段ボール製什器の特徴はざっと5つほどあります。ただ、どうしても簡易的なイメージが強く出てしまうところがありますので、利用できるシーンは限定されます。

  1. 段ボール製なので、非常に軽い。
  2. 生産コストが低い。
  3. 再生紙から作られることが多く、リサイクル可能。
  4. デザインやサイズが簡単にカスタマイズできる。
  5. プロモーションや期間限定のイベントに適している。

紙・段ボール製什器のメリット

  1. 経済的: コストパフォーマンスが高い。鉄製、木製什器に比べるとはるかに安価で製造できる。
  2. 環境に優しい: 廃棄時にもリサイクルが容易。産業廃棄物にはならず、店舗でも廃棄可能。
  3. 取り扱いし易い: 軽量で設置や移動が簡単。営業マンが店舗を訪問するときに持ち込んで組み立てることができます。
  4. 短期キャンペーン向け: 一時的なプロモーションに最適。特に季節商材に向いている。
  5. カスタマイズ可能: 全面に印刷を施すことが一般的で、スチールや木製什器では表現できないデザインが可能。

紙・段ボール製什器のデメリット

  1. 耐久性の限界: 水濡れや重い物に弱い。
  2. 限定的な耐荷重: 重量のある商品には不向き。
  3. 長期使用には不適: 長期間の使用には耐えられないことが多い。
  4. プロフェッショナルな外観に欠けることがある: 高級感を出すのが難しい場合がある。
  5. 損傷しやすい: 物理的な衝撃に弱い。

求められること

  1. 設計の柔軟性: 形状と構造を工夫すれば、商品の重量やサイズに合わせた設計が必要。
  2. 保護コーティングの使用: 水や損傷から守るためのコーティングが望まれる。
  3. 明確な使用目的の設定: 短期間の展示やプロモーションに適した使用計画を立てる。
  4. ブランドイメージの一貫性: 店舗や商品のブランドイメージに合わせたデザイン。
  5. 環境への配慮: エコフレンドリーな素材選びと廃棄プロセスの考慮。

利用シーン

段ボール製什器は、特に予算を抑えたい小売店や期間限定のイベントに適しており、正しい使用方法で多くのメリットを提供します。ただし、その耐久性の限界とプレゼンテーションの質には注意が必要です。

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展示什器の耐久性キャスター編

什器底面のキャスターの必要性

そもそも、なぜキャスターが必要なのか。

店舗はお客様から飽きられないため店舗の改装をかなり頻繁に行っているのをご存じでしょうか。
その際に什器の一時的な移動が必ず発生します。だから据置型の場合はとても嫌われます。

でも、有名ブランドで据置型を採用しているところもあります。

もちろん、ブランドとして世界統一的な店づくりに同意してくれないなら商品卸しませんよ。という圧倒的なシェアを持っているブランドでありがち。ただ、そういったことも含めてのブランドで、その世界観が好きで購入するんだからそれはそれでいいのだと思います。

キャスター部品の選択に必要な4つの知識

長期間にわたる使用で変形する部品は使わない

展示什器の問題で最も多いのがキャスターの劣化。つけないという選択肢もあるが、売り場担当他社から不評を買うようなものです。今回はキャスターの選び方についてのお話です。

と、そんな超例外は別にして、施策に協力してもらう立場としてのメーカーはお店の苦労に共感できないと、なかなかいい場所を提供してもらったりが難儀することもあります。

ほかに、季節の変わり目。新製品の発売。商品の属性によって様々な改装機会が生まれますよね。そもそものトレンド変化があったらお店としても無視できない。

なので、キャスターはできるだけつけたいところ。搬入する私たちも大いに助かるし、設置場所の微調整もやりやすい。ただし、ついていればいいかというとそんなことはありません。むしろキャスターが苦情になることだってあります。

キャスターの種類

キャスターといっても様々です。

一般的なキャスター

圧倒的によく見るタイプで、台車の下なんかに付いているタイプ。写真は内村製作所100-Nシリーズ 自在車(ナイロン車)というやつです。

展示什器に使える内村製作所100-Nシリーズ 自在車(ナイロン車)

レベラー付きのキャスター

これは、内村製作所の600AFシリーズ アジャスターフット付固定キャスター(ゴム車)というもので、什器の設置後に固定と高さ調節が目的のキャスターです。床って意外と歪んでますのでこのタイプは重宝しますが、設置後、移動時には全部緩めるという面倒さがあります。しょっちゅう動かすわけじゃないのでこれも選択肢です。似たようなものが豊富にあります。

展示什器に使えるレベラー付きキャスター内村製作所
600AFシリーズ アジャスターフット付固定キャスター(ゴム車)

次は自在キャスターと言います。写真は岡本工機 低床式自在キャスター(UT-50)。ベース部分がくるくる回る。キャスタの高さがあまりないのが特徴です。キャスター感が出なくて美しい。

展示什器に使える岡本工機 低床式自在キャスター(UT-50)

キャスターの材質別の特徴

キャスターには材質がいろいろあります。代表的なものを特徴別に書いていきます。

  • 鋼鉄・・・・・説明不要かと思います(笑)
  • ウレタン・・・ナイロンと性質が似ていますが、固さはいろいろと種類が豊富。
  • ナイロン・・・・とにかく硬くて強度がある。摩擦がほとんどないから動かすとゴロゴロ大きな音が出ます。
  • 合成ゴム・・・摩擦が強く始動性が低いのと、耐油性や耐候性には弱い。
  • エラストマー樹脂・・・・合成ゴムの弾性とプラスチックの剛性。走行痕が発生しにくいスーツケースにく使われますね。

どれ選ぶんだい?ってなりますが、おすすめはナイロンです。移動はうるさいですが、什器が重いと半年から1年くらいで車輪がつぶれて円じゃなくなってしまい、転がらないことが発生します重い場合は要注意です。レベラー付きの場合はちゃんとセットしとけば問題ないんだけど、売り場の人たちがやってくれないことも想定してください。

展示什器の重さが重要

キャスターを選ぶとき、重要なのは取付場所です。例えばボルトで固定するならその場所が強度的に問題ないことと、そもそもボルトで止める場所があるかどうかです。なにせ展示什器は鉄製なら小さくても20Kgとかのものが普通にあります。ディスプレイとかついてるともっと重い。だから、製造段階で設置とすべて織り込んで作らないとコストもかかっていきます。

で、重さを正確に把握したら、キャスターのスペックを見てみましょう。耐荷重は「N」「kgf」という単位で表記され、これがキャスター1個あたりの耐荷重です。
「キャスター1個あたりの耐荷重×使用個数×0.75(安全率)=総荷重」
で算出します。当然、総荷重が什器の総重量を上回るように選びます。
床面がフラットでない場合などに3個で荷重を支えることになるため、1/4つまり、0.75は安全率として計算に入れます。

キャスター向けの便利なグッズ:ストッパーの使用

通常、フロント側2か所ほどブレーキの付いたキャスターを採用することもありますが、サイズや在庫的にブレーキ付きが無いということもあります。そのような場合は、写真の様なキャスターストッパーなる部品を使用します。
これがあれば多少のでこぼこも吸収可能です。ブレーキが壊れた場合でもキャスターを交換しなくてもOKです。

展示什器にキャスターストッパー

展示什器に最適なキャスターの価格など

他にも、車輪の大きさは設置場所を考えなきゃなりません。でこぼこの床面の場合は、車輪の径が大きい方が移動させやすくなります。最近の床は綺麗で、カーペットタイルなんかもありますよね。なのでできるだけ小さくて、耐荷重が高いものを選びます。ありがたいことに私たちは最も安価なナイロンを選ぶことが多いです。什器が軽ければレベラー付きでもいいんだけど、前述したとおり売り場の人たちがやってくれないことも想定するとナイロンがもっともいいかなと思います。

いかがでしたでしょうか。キャスターを見たらプロ中のプロがやったか、単なる業者がやったかすぐにわかります。

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展示什器:アクリルの活用

什器にアクリル製パーツを部分的に使用するシーン

什器で高級感を訴求したい場合に使われるものの代表格がアクリルパネルの活用です。どんな形で使用されているか、メリットやデメリットも解説していきたいと思います。

その透明度と現代的な外観で多くの商業空間でアクリルとのハイブリッド什器を見ることが増えてきました。、以下に、その特徴、メリット、デメリット、および使用上の要求事項を列挙します。

特徴

部分的にアクリルを使用する什器は、他の材料(木材、金属、ガラスなど)と組み合わせることで、機能性と美観を兼ね備えます。

  1. 組み合わせの多様性: 他の材料との組み合わせで、多様なデザインと機能性を実現。
  2. 部分的な透明性: 商品を見せる部分にアクリルを使用し、透明度を活かす。
  3. 構造的な強度: 他の材料によって全体の強度を確保しつつ、アクリルで軽量化を図る。
  4. 現代的なデザインのアクセント: 展示什器の一部にアクリルを使用することでモダンな印象を加える。

什器にアクリルを組み合わせるメリット

  1. 視覚的魅力の向上: アクリルの透明性が商品を引き立てる。
  2. カスタマイズの自由度: 什器と組み合わせる材料によって、多様なデザインが可能。
  3. 耐久性と機能性のバランス: 他の材料との組み合わせで耐久性を確保しつつ、アクリルの軽量性と見た目を活かす。
  4. 多目的利用: 様々なタイプの商品や店舗デザインに什器を合わせやすい。

什器にアクリルを組み合わせるデメリット

  1. コスト: アクリルと他の材料を組み合わせることでコストが上がる可能性がある。
  2. 傷がつきやすい: アクリル部分に傷が付きやすく、見た目に影響が出る。
  3. メンテナンスの必要性: 異なる材料の特性に応じたメンテナンスが必要。
  4. 組み合わせによるデザインの制約: 組み合わせる材料によってはデザイン上の制限が生じることがある。

求められること

  1. 適切な材料選択: 耐久性、コスト、デザインのバランスを考慮した材料選択。
  2. 緻密な設計: アクリルと他の材料の組み合わせで展示什器が機能的で美観に優れるよう設計する。
  3. 定期的なメンテナンス: アクリル部分の清掃と、他の材料部分のメンテナンス。
  4. 取り扱いの注意: アクリル部分が傷つかないよう配慮する。
  5. 環境への適応: アクリルの特性(熱に弱い等)を考慮した店舗環境での使用。

利用シーン

部分的にアクリルを使用する什器は、店舗の現代的な外観と商品の魅力を高める効果がありますが、コストとメンテナンスに特に注意が必要です。

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