展示什器のリニューアル施工例

展示什器の全面棚部分をフックをかけるスペースに作り変えた事例をご紹介します。その効果は視覚的な側面と運用的な側面の両方で顕著に表れます。

リニューアルの概要

当然ですが、リニューアルにはすでに設置済み展示什器に持たせられなかった目的があるわけですが、それをどのように実現するかは、什器改造や技術的な知見、卸売りで培った経験も持ち合わせている私たちが最も得意とするところです。売り場担当者からの話とはいえ、様々な商品を見ている売り場担当者が什器の状態維持まで負担してくれるわけではありませんから、そういった側面も考慮しつつ什器のリニューアルの特徴、メリット、デメリット、および使用上の要求事項を列挙します。

具体的な什器への施工例

フロントパネル部分をフックスペースに変えたこのケースでは、一旦、仮組のため店頭から什器を引き上げました。一見、現地ではできなかった大規模リニューアルの様に見えますが、以後は、部品を現地で入れ替えるという手法を取ることを前提としたものです。もちろん、フック部分は未塗装ですので、塗装を施してから展示となります。

既存の什器にピッタリサイズでボルトオンできるパーツ制作

今回、パネルの裏側が棚になっておりましたので、そこのはめ込む形でフック取付用の棚を製作しました。

什器リニューアル後の視覚的な側面の効果

  1. 商品の目立ちやすさ: フックにかかる商品は、棚に並べられるよりも目立ちやすく、顧客の注意を引きやすいです。
  2. 整理された展示: フックによる展示は、商品を整理しやすく、見た目がすっきりとします。
  3. 空間の開放感: 棚よりもフックの方が什器の空間を広く使えるため、店内がより開放的に感じられます。

什器リニューアル後の運用的な側面の効果

  1. アクセスの容易さ: 顧客はフックに掛けられた商品に簡単に手を伸ばせ、詳細を確認しやすくなります。
  2. 多様な商品の展示: フックを使うことで、異なるサイズや形の商品をより柔軟に展示できます。
  3. 商品の入れ替えや再配置の容易さ: フックを使う展示は、商品の入れ替えや再配置が棚の場合に比べて容易に行えます。
  4. 在庫の視認性向上: フックにかかった商品は一目で数を確認でき、在庫管理がしやすくなります。
  5. 空間利用の最適化: 限られたスペースをより効率的に使えるため、店舗内の空間利用を最適化できます。

什器リニューアル後のチェックポイント

このフックに何を吊るすかによっては、フックストッパーなどの補助部品の取付も忘れないように注意が必要です。また、ダミーカードの場合は、カード自体に統一感を出すデザインをして、お客様の目を引くことが可能となります。店舗を巡回する営業の方は、最下段に埃が積もりやすくなりますので注意が必要です。

什器リニューアルの影響

  1. 商品の配置の再考: 新しい展示スペースの創出により、商品の配置や陳列方法を見直す必要があります。
  2. 店舗のデザインとの調和: 新しい什器のデザインが店舗の全体的な雰囲気やスタイルと調和するように配慮する必要がある。
  3. メンテナンスの考慮: 追加された部品や棚は、定期的なメンテナンスや清掃が必要になる場合があります。
  4. 顧客の流れの変化: 什器のリニューアルにより、店内の顧客の動線や流れが変化する可能性があります。

リニューアルのまとめ

このように、展示什器をフック使用可能なスペースに変更することで、店舗の視覚的魅力を高め、運用面での柔軟性と効率を向上させることが可能です。顧客体験の向上と同時に、店舗運営の効率化にも寄与します。

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