展示什器をカウンタートップと台座に分割して使用する設計は、柔軟性と機能性を重視したアプローチです。
分割式什器は柔軟性があるけど、問題もあります。
実際の売り場では、様々な店舗のレイアウトや設置制限があり、必ずしもメーカーの構想通りにならない場合があります。そこでよくとられる手法が分割式です。トップ部分と、台座部分を分割することで急な売り場側の要請で台座を撤去しなければなりません。そんな場合でもトップ部分を通常の什器に設置できる構造であれば完全な撤去後に新たに別の方法を取らなくてもよくなります。しかし、それはそれでメリットだけではないことに注意しましょう。
特徴
分割式展示什器、特にカウンタートップと台座に分割できるタイプの特徴は以下のようにまとめられます。
- 多用途性: カウンタートップ単体での利用や、台座との組み合わせで多様な展示形式が可能。
- 柔軟性: 空間の制限や展示ニーズに応じて構成を変更できる。
- モジュラー設計: 簡単に組み立て・分解ができ、異なるレイアウトに対応。
- 省スペース: 限られたスペースでも効率的な展示が可能。
- 移動の容易さ: 軽量構造やキャスターの付加により、簡単に移動できる。
- カスタマイズ可能: 組み合わせや配置の変更が容易で、用途に応じて什器カスタマイズできる。
- エレガントなデザイン: スタイリッシュな外観で、現代的な店舗デザインに適合。
- 経済性: 複数の用途に使用できるため、コスト効率が良い。
- 機能的な使い分け: カウンタートップでの受付や簡易作業スペース、台座を利用した製品展示など、用途に応じた使い分けが可能。
- 環境適応性: 異なる店舗環境やイベントスペースに容易に適応する
このような特徴を持つ分割式展示什器は、特に小売店舗、展示会、イベントスペースなどで有効に活用され、柔軟な展示方法と効率的なスペース利用を実現します。



分割式を採用する什器のメリット
- 柔軟性: 設置場所や展示ニーズに応じて、カウンタートップだけを使用したり、台座と組み合わせたりできます。
- 省スペース: 小規模な店舗や限られたスペースでも、カウンタートップだけを利用して効果的に商品を展示できます。
- 多目的利用: カウンタートップは独立して使用でき、レジカウンター、受付台、デモンストレーションエリアとしても機能します。
- カスタマイズ可能: 展示のニーズに応じて、什器の高さやレイアウトを調整できる。
- 容易な移動と再配置: イベントやプロモーションのための臨時の展示に便利です。
- 経済的: 什器の製作種類が少なくなれば、コストを抑えられます。
分割式を採用する什器のデメリット
- 構造的な安定性の問題: 分割式の什器は、一体型よりも安定性が劣る可能性があります。
- 設置の手間: 分割式の什器は組み立てや分解に時間がかかる場合があります。
- 統一感の欠如: 異なる部分を組み合わせることで、デザインの統一感が失われる可能性があります。
- 耐久性の問題: 頻繁な組み立てや分解により、部品の摩耗や損傷が生じることがあります。
今後の予想される工夫
- モジュラーデザインの進化: より簡単に組み立てられる、インターロック式やマグネット式の連結部分を採用することが考えられます。
- 多機能性の統合: カウンタートップに組み込まれたデジタルディスプレイやインタラクティブ機能など、テクノロジーを活用した機能の追加。
- カスタマイズ性の向上: ユーザーが自らデザインや構成を変更できるDIYキットやアクセサリーの提供。
- 持続可能な素材の使用: 環境に配慮した素材やリサイクル素材の使用が増加することが予想されます。
- スマート展示什器: IoT技術を活用し、在庫管理や顧客行動分析などの機能を統合することも考えられます。
- 無駄な部品: 什器の一部で設置しない部品が出るということは保管や、余計に製造するコストを考えなければなりません。
まとめ
分割式の什器は、店舗のレイアウトや展示ニーズの変化に柔軟に対応できる便利なシステムです。また、コスト的にはメリットもデメリットもあります。もっとも、安定性や統一感の維持に注意が必要です。表現したい世界観が損なわれないように注意が必要ですよね。そして、これからも、より便利で多機能なデザインが求められるでしょう。
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