展示什器を入れた木箱の開梱と通電チェック

今日は商品展示什器が梱包されている木箱の開梱と通電チェックについてのお話しです。

ひと口に”展示什器”と言えど、什器の特性上様々な形態によって梱包されています。
国内で製造され国内に供給される場合は段ボール梱包が主流ですが、海外で製造され日本に輸入される什器はその殆どが木箱梱包されています。

その理由はモニターや電気を使用した精密機器が含まれていたり、重量が大きい場合、船便輸送に耐えられず破損の恐れがある為です。
コンテナ船のような大きな船でも海上輸送は大きく貨物が揺れます。
コンテナ内部で貨物がバラバラに荷崩れするなんてこともあるのです。

当社ではメーカー様で輸入された商材を木箱のまま受け入れ、開梱、商品ダメージの確認、通電チェックをした上で納品~什器設置作業を行っております。

■展示什器入庫作業

トラックで倉庫に到着した木箱をフォークリフトで庫内に搬入します

トラックで倉庫に到着した什器の木箱をフォークリフトで庫内に搬入します

■木箱外装のダメージ確認

 外装に損傷がある場合、より慎重に木箱開梱を行う必要があります。
 開梱前に外装を良く確認することが大切です。

開梱前に外装を良く確認する

 今回は外装に特に問題はありませんでしたので開梱作業に入ります。

■展示什器開梱作業

 適切な工具を使用して開梱作業を行います。今回は電動ドライバーを使用してビス留めされた木箱を開梱します。

ビス留めされた什器の木箱を開梱

 実は当案件、以前は全て釘打ちでの梱包でした。釘打ちはエアタッカーを用いて作業しますので梱包スピードは早いですが開梱作業には時間が掛かります。
 そしてバールを用いて開梱する為、中の商材にダメージを与えてしまうリスクも伴います。
 そこで当社はメーカー様に”海外での木箱梱包の際にこの部分は釘打ちではなくビス留めにしてほしい”とのリクエストと提案を行い、開梱作業の効率化とダメージリスクの回避を行い現在の梱包形態を採用頂きました。

■木箱開梱状態

 木箱内部はこのような状態です。

木箱内部の状態

 緩衝材を使用し、輸送に耐え、什器にダメージが発生しない様に梱包されています。
 もし商品がむき出しの場合、メーカー様へ梱包の見直しを提案する様にしております。

■展示什器通電チェック

 開梱~緩衝材を剥がした後は展示什器がしっかりと機能しているか通電確認を行います。
 通電しなかった場合、店舗で展示什器本来の役割を果たせなくなってしまう為です。
 モニター、音量調節、防犯機能、電飾等々、什器ごとにひとつひとつチェック作業を行っていきます。

什器の通電チェック

 今回は全てのチェック項目をクリアし、問題無く通電チェックが完了しました。

このように、当社では什器ごとに細心の注意を払いながら隅々までチェック作業を行った上で店舗搬入と設置を行っております。
問題発生時は即時報告し、出来る限りタイムロスをせぬ様、迅速に行っております。

輸入梱包状態のまま倉庫受けを行い、開梱、内部チェック、店舗搬入、設置作業、トータルサポートが可能ですのでお困りの方がいらっしゃいましたら是非共お問い合わせくださいませ!

什器設置はレベル調整も重要!!

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は関西に出張し什器の設置をしてまいりました。その際に見栄えについて感じたことを記事にしたいと思います。

先に完成形をご覧ください。

什器の完成写真

こちらが今回設置させていただいた什器の完成写真です。
エンドキャップ型の展示什器を2台、背面同士に合わせて展示しております。
如何でしょう?綺麗にまとまっていますよね。
綺麗に展示する為に注意していること。このひとつを今回ご案内させていただきますね。

■什器の傾きに気を付ける。

細かなところですが見栄えを良くするためには色々と調整が必要です。
特に今回のような什器を背面同士に合わせる場合、什器が傾いていると背面同士に隙間が出来、見栄えが非常に悪くなります。

什器の隙間処理

これは什器が元々水平に保たれていても、例えば床面の微妙な波打ちでこういった隙間が出てしまうこともあります。
この隙間を解消するためには什器自体の高さを調節してレベル(高さ)を合わせていく必要があります。

■什器のレベル調整

このメーカー様の展示什器にはレベル調節用の足が付いており、この足を回すことで高さの調節を行うことが可能です。

什器をキャスターで隙間処理

実はこの調整器具、最初から付いていたものではなく、当社がメーカー様を通して海外の工場に器具の取り付けをリクエストして実現した物なのです!!
初めはこの調整器具が什器に付いておらず、設置店舗の床面の微妙なバランスの違いから見栄えが悪くなってしまっていました。
この器具の取り付けをリクエストし、実現したことで設置作業の効率化と見栄えの良さ両方を改善することが出来ました。

■レベル調整をすると見栄えが段違い!!

什器が水平になる


レベル調整をするとこの通り!!什器上部も水平になり、什器背面同士の隙間も無くなりました。
非常に繊細な調整技術が必要なのでここまで綺麗に水平を出すには経験も必要です。
当社はこれまで何度もこういった細かな調整も行っておりますので今となっては短時間で調整が可能です。

■見栄えの他にもメリットあり!

このレベル調整器具の利点はもう1つあります。
それは什器が独り歩きしないことです。キャスターだけだとどうしても什器が動いてしまいます。ところがこの調整器具は足が伸びることでキャスターが床面から離れ、什器がピタッと止まる役割も担っているのです。

如何でしたでしょうか。今回は什器設置における見栄えアップのひとつを紹介させていただきました。
様々な経験から什器の見栄えをより良くするために時にはこういった提案もメーカー様にさせていただいております。


什器の見栄えが良くなる=展示商品も見栄えも良くなる!!=売れ行きアップに繋がる!!!
ひとつひとつ細かなところにも目を配りながら心を込めて行うことが当社のモットーです。
展示什器の設置をお任せいただくことでこれまでとは違ったご提案が出来るかもしれません!
当社へのお声掛け、是非宜しくお願いいたします!

展示什器を木箱梱包して海上輸送する

今回は展示什器を木箱梱包して海上輸送した際のお話です。
いつもは遠方であっても自社で運搬、または運送委託したトラックにて什器を日本全国に運んでいる弊社ですが、今回はいつもと勝手が少し違います。

今回什器設置の依頼があった地域は沖縄です。
そう!陸続きしていないため必然的に海上輸送or空輸のどちらかが必要なのです。

以前お話しましたが筆者は通関業者に15年程勤めていた経験があり、いわば物流の元プロなのです。
沖縄どころか世界各国への輸送手配であってもネットワークを駆使して運ぶことが出来ますよ!!

すみません、話が外れてしまいました・・・。本題は、沖縄に什器を運ぶ際、どのような手段を使うかです。
選択肢は海上輸送か空輸となりますが、それぞれメリット、デメリットがあります。

海上輸送の特徴

 海上輸送はコストが空輸に比べ大幅に安価となります。総重量、総容積が大きいほど価格差が出ます。
 但し、空輸に比べると時間が掛かります。東京から沖縄の場合、発送から着荷まで5日といったところです。

航空輸送の特徴

 とにかくスピーディーです。全国、発送翌日には着荷出来ることが殆どです。
 ですがやはりコストは海上輸送に比べるとかなり嵩んでしまいます。

今回はかなり大量の什器設置依頼を頂きました。
具体的にはWide2,400mmの什器が2台、1,800mmの什器が2台、1,200mmの什器が1台です。


これだけの数量、重量、容積となりますと輸送コスト差は歴然です。
時間とコスト、どちらを優先するかという選択となりますが、今回もしっかりと事前準備を行いメーカー様へ提案。結果、海上輸送を選択という運びとなりました。

大型展示什器の梱包

今回運ぶ什器は、どの什器も以前より紹介しておりますリニューアルを施した什器の為、輸送前は梱包を解いた状態でした。ガラスも付いています。また、このままの状態ではフォークリフトも使用できず、輸送依頼が出来ません。

そこで今回行った事。それは木箱梱包を施し、安全に運ぶという選択です。
通関業者に勤めていた筆者は輸出梱包を何度も依頼していた企業に数年振りに連絡を取り、事の経緯を説明。
非常に腕の確かな職人さんが揃っている梱包屋さんに木箱梱包を依頼することにしました。

こちらが完成の一部です。

大型展示什器の梱包


非常に丁寧な仕事で輸送中のガラス破損の心配も無い見事な梱包でした。
職が変わっても信頼できる梱包屋さんと繋がりあえている。これは私の宝であります!!

この木箱梱包を施した什器を安全に輸送し、沖縄での設置作業に入ります。
ただ、沖縄に船が到着した後も倉庫での荷受けや開梱作業、検品も当然必要であり、この作業の後に店舗設置となります。
このお話はまた別の機会にお伝えさせていただきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

商品展示:商品は使い方のイメージしやすく

アイテムを使っている自分をイメージすることはとても大切です。
どうやって使うのかをイメージできれば購入意欲促進に繋がります。
今日はそんな商品展示にまつわる話を書いてみます。

そのまま置いても何かわからない商品展示

早速ですがこちらの商品、何だかわかりますか?

置くだけじゃなく工夫が欲しい例

これはアクションカメラに使う固定具のひとつなのですがパッと見ただけで何なのか分かる方は少ないのではないでしょうか。

商品は一目で何だかわかるものと、そうではないものがありますね。

↓こちらも同じくです。什器にそのまま置いてあると用途のイメージがつきにくい展示です。

置くだけじゃなく工夫が欲しい例

イメージの付きやすい商品展示を行う

では、↓こうするとどうでしょう?

マネキンで行う商品展示の工夫

はい!一気に用途が分かりやすくなりましたね!!
そうなんです。同じ商品でも展示方法を変えるだけでガラッとイメージが変わるんです。
更に分かりやすく展開した方法がこちらです。

マネキンで行う商品展示の工夫

固定ストラップに、カメラと使用方法を記載したカードを吊るしてあります。

少ないスペースでもイメージできる工夫

場所が取れない場合もありますね。
次は自転車やオートバイに使用する部品の商品展示方法を紹介します。

自転車を店舗に設置出来れば分かりやすいのですがスペースがとれません。そこで、自転車のハンドルに見立てた部材を制作し展示してみました。

これは自転車のハンドルにアクションカメラを固定する為のマウントです。
このように商品什器にポンと置いてあるよりも、↓こうするとイメージが沸きやすくないでしょうか?

小さなスペース行う商品展示の工夫

これらの方法は、知らず知らずに皆さん体験しています。

当社の創業期、世界売上で2番手(2010年代の情報)だったSony Style Shop 北京OPENのスタッフ研修をした時の話です。当時はまだ、VAIOがSony製品だった時代です。

下の写真はイメージですが、店内の壁には商品展示に合わせて大きな鏡を貼ってました。

鏡を多用した商品展示の工夫

眼鏡売場や、アパレルショップに行くと鏡がよく置いてありますね。これはちゃんと理由があって、そのアイテムを持つ自分をイメージさせるためなんです。

当時の中国ではスタバで自分のノートパソコンを開いて仕事をしているのがかっこいいというイメージがあって、私の周囲の中国人はみんなAppleかSonyのパソコンじゃないとね。って。

カフェで知的な仕事をするおしゃれな私を商品展示に生かす

Lenovoさんには申し訳ないけど、当時の中国は絶好調の時期、中国人は国産パソコンより、おしゃれな海外製を好んでいました。

だから、接客の時もわざわざお客さんにVAIOを小脇に抱えてもらって、鏡を見るように促すという指示を行いました。

世界統一の内装デザインでなければ、中国市場だけ内装をカフェ風にしても良かったかもしれませんよね。市場の調査力、地域も大切な要素です。

まとめ

今回は什器に置くだけでは用途が分かりにくい商品を、使用用途に合わせた商品展示し、イメージの沸きやすい展開にした過去事例を紹介させていただきました。
これまでも、パッと見た目には炊飯器のような見た目のパン焼き機をパン焼き機と認識させる什器の話をブログでご紹介してきましたので、そちらの記事もぜひお読みくださいね。

日々什器展開を行っていると様々なアイディアが生まれます。
このブログをご覧になっていただいている担当者の皆さんも、今までとは違った商品展開を模索されておられましたら是非弊社までお問い合わせくださいませ。

展示什器にカタログポケットをつける

商品展示什器にカタログポケットを設けるべきか否かを考えてみたいと思います。

展示什器にカタログポケット

展示什器にカタログポケットを設けるメリット

  1. 情報の提供
    カタログは勿論、お客様に商品に関する操作方法シートを提供することができます。商品の特徴や利点をより詳細に伝えることが可能です。
  2. お客様の興味喚起
    関連アイテムのカタログを挿入することもできます。これにより、関心を引きつけ、追加の購買意欲を促進することができます。
  3. 販売促進
    ポケット内に割引クーポン等を挿入することで追加の売上を生み出す可能性があります。

展示什器にカタログポケットを設けるデメリット

  1. メンテナンス
    カタログポケットは定期的な補充や整理が必要です。多くのお客様が訪れるカメラ量販店では、カタログが乱れたりする可能性があります。
  2. スペースの占有
    カタログポケットは、商品展示スペースを占有します。そのため、展示する商品の数や配置に制限が生じる場合があります。
  3. コスト
    カタログポケットを追加すると、製造コストが増加します。また、カタログやチラシの印刷費用もかかります。
  4. 情報の更新
    商品の仕様や価格などの情報が変更されると、カタログを更新する必要があります。これには追加の労力とコストがかかります。

状況に応じた展開が大切

商品展示器にカタログポケットを設けるかどうかは、ビジネスのニーズや目標、展示スペースの制約などを考慮して決定する必要があります。
私の経験値から言いますと、什器上に展開する商品のアイテム数にヒントがある様な気がします。
所狭しと沢山の商品を展開している場合、カタログの内容を1点モノではなく多くの商品が載ったカタログを展開すると良いですね。
逆に商品什器に1商材を展開する場合は1点モノのカタログを置いた方が効果は高く感じます。

1点モノの商品カタログがいくつもある場合はカタログスタンドを採用

1点モノカタログのメリットは商材をより詳しく、魅力あふれるデザインで紹介できる点ですよね。
しかしながら什器に何種類ものカタログを置くことは出来ません。
そういった場合は視点を変えてカタログスタンドを採用すると良いですね。
当社も過去に数度メーカー様へ提案を行い、実際に採用されています。

カタログがいくつもある場合はカタログスタンド

今回は什器にカタログポケットをつけるメリット&デメリットから、採用のポイントと他展開方法を紹介させていただきましたが如何でしたでしょうか。
カタログスタンドも既製品だとなかなかしっくりくるものがなかったりしませんか?
当社ではニーズに沿ったものをデザインから行うことも可能です。
もし”こんなデザインで~3列で~厚みもあって・・・等々ございましたらお気軽にお問合せくださいませ。

展示什器を集めて専用コーナー

今日は、展示什器を使ったコーナー構築と、その内容をご紹介したいと思います。

スペースにゆとりがある場合の方法

新宿で見かけたものです。とにかく目につく展示でした。ゆとりある商品展示がある店内と、黒と白のシンプルなコントラストが製品カラーと一致してたので。

お店の性質的な要素も大きくかかわる展示なので、量販店ではできない方法ですが、うまく展示されていたことだけは確かです。

insta360什器

什器にボタンがあると触ってみたくなる

什器には4つのボタンがあって、ボタンによってディスプレイの映像が切り替わります。

黙ってループで流し続けているGoProとは違っていて、展示方法としては押すボタンで流す音楽のジャンルを切り替えるヘッドホンの展示に似ていますよね。もともとはCDの販売用什器のテクニックですが、まずは触るということで什器前の滞在時間を増やしますね。

ちょっと斬新すぎて什器業者の私には商品が頭に入ってきませんでした(笑)。あ、でも、この工夫は素晴らしいと思います。ボタンなどは割とメンテナンスがかかったりしますので、店頭巡回頻度が少ないメーカーさんは注意も必要ですね。

insta360什器

什器に美しさって必要ですね。

とにかくこの展示什器は「美しい」。率直な感想です。

できればスマホのモックを付けてほしかった。【広告】うちはモックも調達できます。(笑)

とにかく、白って量販店では割と映えるんですよね。とにかく注目を集めることは間違いなし。周囲の展示も関連性が高い。

insta360什器

紙製什器・段ボール什器(その2)

今日は店頭で見かけた紙製什器をいくつか紹介したいと思います。特性上、最適な商品とはどいうものなのか、そういったところを解説させていただきます。

商品だけで判別できない場合に最適:パン焼き機

こういった商品は、商品だけ並んでいてもなんだかわかりません。そもそも四角い商品に液晶画面が小さくついてるだけなので。炊飯器?と思われることも。

でも、ここまでしっかり何に使うものなのかを什器で訴求出来たらよくわかりますね。お店としても新生活の提案になるような商品だからここに力を入れてくれるメーカーさんをありがたいと思うはずです。お客様目線でいうと、「パンでも作ってみようか」という気にさせますよね。

カタログポケットもしっかり作られれているし、素晴らしいと思います。

紙什器・段ボール什器

頻繁な商品入れ替えに効果的な紙製什器

年に何回か入れ替わるような季節商品とか、専用什器を製造しにくい商品かと思います。特に流行色なんかが重要な商品にはぴったりですよね。什器全体の色で、ターゲットの年齢も変わってくるかもしれません。あと、販売単価も大きく影響します。

紙製什器で隙間を取る!:コンビニの電子タバコ

これ、よく見かけますよね。セブンイレブンのIQOSの什器。

特別価格の設定=期間限定。電子タバコも形だけではなんだかよくわからない商品に分類されるかもしれません。もちろん、喫煙する人はわかっているからそんな必要があるのかと思いますが、実際に狙っている層は別のタバコ会社のユーザーですよね。gloのお客さんがターゲットなんでしょう。しかも、喫煙者はレジでしかタバコ買えない。喫煙者がコーヒーをよく飲むというのもデータで確認してのことでしょうか。この辺りによくおくのは様々な理由がありそうです。

紙什器・段ボール什器

陳列什器の活用

店舗の大きさは有限ですし、お店にもいろいろな事情があって専用の什器が置けないケースもございます。

ということで、今日は、専用什器を作らない方法をご紹介します。

陳列什器の標準サイズに合わせて作る

まず、お店には基本的な陳列什器があり、そのサイズのうち、幅はお店の陳列状態で様々ですが、重要な奥行きは、だいたい同じです。

陳列什器に、専用のコーナーを作ることとは

わかりやすいメリットとしては、とにかく製品の世界観をその中で表現できることですよね。それと、コストも専用什器に比べれば格段に抑えることができます。そもそも、お客様がお店に足を運ぶ動機として、比較したいということに尽きますから、他社との商品との違いをアピールします。

ほかにも、陳列什器に合わせた専用の什器を作るメリットは、とんでもなく大きいです。しかし、その核心は「秘密」にしておこうと思います。知りたい方は、ぜひ注文を(笑)。

既存の陳列什器を活用

材質は様々です

陳列用の什器にどのように作るのか。紙、アクリル、スチール、ハイブリッド。それらは表現したいものによります。特に小型の液晶ディスプレイと合わせる場合がよく見られますね。

既存の陳列什器を活用2

什器の列を上から下まで活用する方法

どうしてもゴールデンラインに商品を置くことに注力しがちです。でも、陳列什器にちょっとした工夫で、ゴールデンラインにない商品もしっかり訴求する方法があります。上から下まで見なくても商品を選べるようにする次の写真で紹介するヘッドホンの商品展示の工夫は見事です。この置き方なら、商品の盗難防止もしつつ、現物を所有するイメージを出してくれますね。ほんとに、見事!当社で作ったものではないのですが素晴らしい展示だと思います。

まとめ

今日は、たまたま新宿の某カメラ量販さんと東急ハンズで見かけた什器の展示でした。

什器設置:量販店内にSISを作る

このところ日々什器設置に関する記事を書いていますが、今日はいつもより少し大きなお話です。
今回頂いた仕事はSISの設営です。詳しくご案内します。

タイトルにある【SIS】って何??

SISは”Shop In Shop”の略です。量販店にメーカー専用のブースがあるのを目にしたことはありませんか?
有名どころだとApple社なんかは殆どの店舗にSISを設けていますよね。そう、あのメーカー専用ブースの事です。
Shop In Shopと言ったりメーカーブースなんて呼んだりもします。

什器の最高峰!SISはとにかく目立つもスペース確保は簡単ではない

量販店にメーカー専門のSISを設営することで、沢山の商品を展開することが出来ます。
それだけではなく大々的に什器、POP、商品、大型モニターでの商品PRと、それはもうとにかく目立ちます!
ですが店舗の中でもかなりのスペースを占有するわけですから簡単に設営させてもらえるわけではありません。
名の知られた有名どころのメーカーさんであっても商品が売れる見込みが無ければ店舗としてもなかなかそのスペースを与えることは難しいのです。

什器+SIS設営には時間が掛かる

かなり大掛かりな設営作業となりますので完成まで時間を要します。ですが何日もかけるわけにもいきません。
後ほど完成写真をご紹介しますが当社は今回施工は店舗閉店の22:00~翌朝までに全ての工程を完了しました。
この短時間で施工を完了させる為には事前準備、段取りも大切になります。

必要な事前準備

メーカーさんと店舗の間でSISスペースの確保が出来た後、先ずは完成図の作成。そしてそれに必要な什器、POP、柱パネル等々SIS設営に必要な部材を調達します。
並行して設営現場の下見。これはかなり重要です。現在の状況とどのように変更していくのかをイメージしながら電源の位置、柱のサイズ、天井の作りがどんな状態なのか等々隅から隅までチェックします。
そして設営に必要な什器、部材、工具や道具類を全て一覧表にまとめ設営準備に入ります。

什器+SIS

施工スタート

いよいよ施工当日。こういった大掛かりな工事はお客様のいない閉店後が望ましいです。今回工事は閉店後~翌朝までの短時間で終わらせなければなりません。テキパキと全荷物の搬入と並行して現状展開品の移動を行い、何もない状態にします。

什器+SIS施工中

ここから床材(タイルカーペット)貼りを行います。タイルカーペットの施工はまた別途記事にしたいと思います。

什器+SIS施工中

床材の施工が完了した後は什器の設置、大型ディスプレイモニターの設置、天吊りPOP、柱パネル、壁面パネル&POPの展開、什器周りの装飾、商品の陳列、ダミーカード&在庫商品の展開と進めていきます。
今回かなり大掛かりな作業となりましたが専門性の高い人員が揃っている当社にとってはお手の物です。
無事に時間内に作業を完了させることが出来ました。

完成イメージ図通りの展開を

当然なことではありますが施工は完成図を基に行います。多少現場合わせになる部分はどうしても出てくるもののイメージ通りに作り上げる必要があります。

什器+SIS施工中

今回はSISの紹介をさせていただきました。如何でしたでしょうか。
下準備をしっかりと行うことでこれだけ大掛かりな作業も数時間で完成させることが可能です。
これにはこれまで培った経験、知識が大いに影響します。
また別の機会に施工ポイントごとの記事をご案内させていただきます。

什器リニューアルで使う工具 ジョイントコーク編

今回は少し専門的は工具のお話第2弾です。
現在当社ではリアテックシート※を用いた什器リニューアルを定期的に行っておりますが、綺麗に施工する為には専門的な工具も必要です。
第1弾では水性プライマーの紹介※をさせていただきました。

今回第2弾ではジョイントコークを紹介させていただきます。

■什器に使うジョイントコークとは

ヤヨイ化学販売株式会社の商品です。壁紙や水性塗料との接着に優れていて隙間の補修材としても最適です。
こちらのジョイントコーク、什器リニューアルには欠かせないマストアイテムなんです。

■カラーバリエーション

ヤヨイ化学販売によると今日現在、カラーバリエーションは40種類。
使用する壁紙やダイノック、リアテックのような粘着性シートの色に近い色を選択します。
現在当社が請け負っている什器リニューアルでは木目調のリアテックシートを採用しています。
ヤヨイ化学販売株式会社のHPからPC上で40種のから色を見極め選択します。
ただ、PC上の色と現物は多少色味に誤差が生じます。ここは内装職人としての経歴がある筆者の目の見せ所。

■40種の色見本からベージュを選択しました

使用しているリアテックの切れ端に届いたジョイントコークを塗って色味の違いを見ます。

什器に使うジョイントコーク

どうですか!?ほとんど違いが無いほどの色です。我ながら素晴らしい!と思ってしまいました。

■什器のどんなところでジョイントコークを使うのか

壁紙貼りの時はクロスとクロスが重なる入り隅に使用するとボンドの役割を果たし剥がれ防止になります。
その他にもどうしても出てしまう隙間埋めとしても最適です。
什器リニューアルでは元々の什器にかなりの量の隙間がありました。リアテックシートを施工する際、どうしても技術だけではカバーできないシーンが出てきます。

什器に使うジョイントコーク使ってみる

什器下地が曲がっていたりするとシートの貼り付け時にどうしてもこのように隙間が発生してしまいます。
こういった隙間の補修にジョイントコークが活躍します。

■隙間にジョイントコークを塗り補修を行う

什器に使うジョイントコーク使ってみる

隙間の部分だけを埋める様に細くしっかりと出し、綺麗に補修を行います。出しすぎは見た目が悪くなりますので禁物です。

■うまく補修するとこのように仕上がります

什器に使うジョイントコーク使ってみる

塗りたてなので少しジョイントコークの方が明るい色味に見えますが時間が経ち乾くと色が落ち着きます。

如何でしたでしょうか。什器リニューアルは下地の問題は常に付きまといます。
ですがしっかりとした工具、道具を選べば新品同様の什器に生まれ変わります。
什器リニューアル等をご検討中でしたら、確かな知識と経験を持ち合わせたメイジエに是非お問い合わせをお願いいたします。