展示什器の安全確保

子供が什器にぶつかって怪我をするリスクを軽減するための予防措置や配慮は重要です。その対策、効果、および展示への影響を説明します。

どこまで対策するか

金属製展示什器では、局面を作ったり、角を落としたりする加工は生産性の面というかなかなか難しいものです。できる限り鋭角な角にならないように作ることが肝心なのかもしれません。とはいえ、子供が多いおもちゃ売り場などでは、木製什器や部分的に樹脂製の成型品をカバーするなどして安全性確保を行います。

対策

  1. 丸みを帯びたエッジとコーナー: 鋭利なエッジや角を避け、丸みを帯びたデザインを採用する。
  2. 保護カバーの使用: 展示什器の角やエッジに透明で柔らかい素材の保護カバーを取り付ける。
  3. 高さと配置の工夫: 子供が容易にぶつかりにくい高さや場所に什器を配置する。
  4. 適切な安全距離の確保: 通路や什器周辺に十分なスペースを設ける。
  5. 滑り止めの設置: 什器が動くのを防ぐために、キャスターにストッパーを付ける。

什器の安全対策の効果

  1. 怪我のリスク軽減: 丸みを帯びたエッジや保護カバーにより、ぶつかった際の怪我のリスクが大幅に減少します。
  2. 安全なショッピング環境: 子供だけでなく、全ての顧客にとって安全な環境が提供されます。
  3. 親の安心感向上: 子供連れの親が店内で安心してショッピングを楽しめます。
  4. 店舗の評判向上: 安全性への配慮は、店舗の評判に良い影響を与えます。

展示への影響

  1. デザインの変更: 安全性を考慮した什器のデザインは、店舗の全体的な雰囲気やスタイルに影響を与える可能性があります。
  2. スペースの再構成: 安全距離の確保のために、展示スペースのレイアウトを再考する必要があるかもしれません。
  3. 商品配置の工夫: 安全対策により、特定の商品の見せ方やアクセス方法に変更が必要になることがあります。

展示什器の安全確保のまとめ

安全対策を取り入れることは、子供の怪我のリスクを減らし、全体として顧客に安心感を提供します。ただし、これらの対策はデザインや展示方法に影響を与える可能性があり、安全性と展示効果のバランスを考慮する必要があります。

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展示什器に木目の採用

木目とか本当の木材を活用したような展示什器が家電量販店でもまれに見かけます。このあたり、メリットやデメリットも解説していきたいと思います。

什器に木目を採用するシーン

部分的に木目を使用した什器は、現代的なデザインと自然な温かみを兼ね備えた什器です。その特徴、メリット、デメリット、使用上の要求事項を以下に列挙します。

特徴

木目を採用する展示什器の特徴はざっと5つほどあります。高級感を出しつつ、人に寄り添うようなものにはとてもフィットするデザイン性の高い什器になると思います。

  1. 自然な美しさ: 木目の自然な外観が特徴で、温かみと高級感を提供します。
  2. デザインの多様性: 木目の種類や色合いの選択肢が豊富で、多様なデザインが可能。
  3. 組み合わせの自由度: 他の素材(ガラス、金属、プラスチックなど)との組み合わせが容易。
  4. 耐久性: 適切に処理された木材は耐久性があり、長期間の使用に耐える。
  5. 独特の質感: 木材独自の質感と温もりがあり、店舗の雰囲気を向上させる。

木目を採用する什器のメリット

  1. 高い審美性: 木目の温かみとエレガンスが、高級感と親しみやすさを演出。
  2. 環境への配慮: これは主にイメージとしてです。実際の素材はベースが本物の木ではない場合が大半です。
  3. 汎用性: さまざまな店舗デザインや商品にマッチしやすい。
  4. 耐久性と堅牢性: 耐久性はあり、適切なメンテナンスで長持ちする。
  5. 空間の温かみの向上: 木材の自然な風合いが快適で温かみのある空間を作り出す。

木目を採用する什器のデメリット

  1. メンテナンス要求: 木目シートは部分的にはがれることもあり定期的なメンテナンスや処理が必要。
  2. 水濡れや湿気に弱い: 本物の木材を部分的に使用する場合は、湿気の多い環境では変形のリスクがある。
  3. コスト: 高品質な木材は価格が高くなることがあります。
  4. 重量: 木材は比較的重く、移動や設置が困難になる場合がある。
  5. デザインの難しさ: 採用部分や組み合わせ次第で安っぽいイメージになる場合がある

求められること

  1. 適切な木材の選定: 使用環境や目的に合わせた木目・木材の種類と品質の選定が重要。
  2. 防水・防湿処理: 木材を部分的に使用する場合でも湿気から守る措置が必要。
  3. 定期的なメンテナンス: 木材の美しさと耐久性を維持するために、定期的な清掃や保護処理が必要。
  4. 環境への配慮: 持続可能な森林管理から得られた木材の使用を検討する。
  5. デザインの一貫性: 展示什器全体のデザインと木目・木材部分の統合を考慮し、全体の調和を保つ。

利用シーン

木目を採用する什器は、ぬくもりというイメージを大事にしているため、まずは、人の触れる商品に多く採用される傾向があります。写真のケースではヘッドホンが代表格ですが、実際のところ、ヘアドライヤーにはちょっとイメージが合いませんよね。なので、非常に繊細で高品質といったあたりも重要なポイントになると思います。ただし、本物の木材と木目シートの採用でも印象はガラリと変わります。

木目シートなんかは様々なものが用意されていますが、さて、どんなシートがいいのかはメーカーさんのブランディングポリシーになるかと思います。

仕上がりがきれいなほど、設置の際は気を使います。とにかくぶつけないようにしなけれなばなりませんので設置屋泣かせの什器ですよね。

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展示什器:紙・段ボール製

お店でよく見かける紙や段ボールで作った什器について、今回はどんな時に使用されているか、メリットやデメリットも解説していきたいと思います。

紙や段ボールの什器が選ばれるシーン

とにかく安い軽い環境にやさしいと思われがちなのですが、以下に、その特徴、メリット、デメリット、および使用上の要求事項を列挙します。

特徴

紙・段ボール製什器の特徴はざっと5つほどあります。ただ、どうしても簡易的なイメージが強く出てしまうところがありますので、利用できるシーンは限定されます。

  1. 段ボール製なので、非常に軽い。
  2. 生産コストが低い。
  3. 再生紙から作られることが多く、リサイクル可能。
  4. デザインやサイズが簡単にカスタマイズできる。
  5. プロモーションや期間限定のイベントに適している。

紙・段ボール製什器のメリット

  1. 経済的: コストパフォーマンスが高い。鉄製、木製什器に比べるとはるかに安価で製造できる。
  2. 環境に優しい: 廃棄時にもリサイクルが容易。産業廃棄物にはならず、店舗でも廃棄可能。
  3. 取り扱いし易い: 軽量で設置や移動が簡単。営業マンが店舗を訪問するときに持ち込んで組み立てることができます。
  4. 短期キャンペーン向け: 一時的なプロモーションに最適。特に季節商材に向いている。
  5. カスタマイズ可能: 全面に印刷を施すことが一般的で、スチールや木製什器では表現できないデザインが可能。

紙・段ボール製什器のデメリット

  1. 耐久性の限界: 水濡れや重い物に弱い。
  2. 限定的な耐荷重: 重量のある商品には不向き。
  3. 長期使用には不適: 長期間の使用には耐えられないことが多い。
  4. プロフェッショナルな外観に欠けることがある: 高級感を出すのが難しい場合がある。
  5. 損傷しやすい: 物理的な衝撃に弱い。

求められること

  1. 設計の柔軟性: 形状と構造を工夫すれば、商品の重量やサイズに合わせた設計が必要。
  2. 保護コーティングの使用: 水や損傷から守るためのコーティングが望まれる。
  3. 明確な使用目的の設定: 短期間の展示やプロモーションに適した使用計画を立てる。
  4. ブランドイメージの一貫性: 店舗や商品のブランドイメージに合わせたデザイン。
  5. 環境への配慮: エコフレンドリーな素材選びと廃棄プロセスの考慮。

利用シーン

段ボール製什器は、特に予算を抑えたい小売店や期間限定のイベントに適しており、正しい使用方法で多くのメリットを提供します。ただし、その耐久性の限界とプレゼンテーションの質には注意が必要です。

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展示什器:アクリルの活用

什器にアクリル製パーツを部分的に使用するシーン

什器で高級感を訴求したい場合に使われるものの代表格がアクリルパネルの活用です。どんな形で使用されているか、メリットやデメリットも解説していきたいと思います。

その透明度と現代的な外観で多くの商業空間でアクリルとのハイブリッド什器を見ることが増えてきました。、以下に、その特徴、メリット、デメリット、および使用上の要求事項を列挙します。

特徴

部分的にアクリルを使用する什器は、他の材料(木材、金属、ガラスなど)と組み合わせることで、機能性と美観を兼ね備えます。

  1. 組み合わせの多様性: 他の材料との組み合わせで、多様なデザインと機能性を実現。
  2. 部分的な透明性: 商品を見せる部分にアクリルを使用し、透明度を活かす。
  3. 構造的な強度: 他の材料によって全体の強度を確保しつつ、アクリルで軽量化を図る。
  4. 現代的なデザインのアクセント: 展示什器の一部にアクリルを使用することでモダンな印象を加える。

什器にアクリルを組み合わせるメリット

  1. 視覚的魅力の向上: アクリルの透明性が商品を引き立てる。
  2. カスタマイズの自由度: 什器と組み合わせる材料によって、多様なデザインが可能。
  3. 耐久性と機能性のバランス: 他の材料との組み合わせで耐久性を確保しつつ、アクリルの軽量性と見た目を活かす。
  4. 多目的利用: 様々なタイプの商品や店舗デザインに什器を合わせやすい。

什器にアクリルを組み合わせるデメリット

  1. コスト: アクリルと他の材料を組み合わせることでコストが上がる可能性がある。
  2. 傷がつきやすい: アクリル部分に傷が付きやすく、見た目に影響が出る。
  3. メンテナンスの必要性: 異なる材料の特性に応じたメンテナンスが必要。
  4. 組み合わせによるデザインの制約: 組み合わせる材料によってはデザイン上の制限が生じることがある。

求められること

  1. 適切な材料選択: 耐久性、コスト、デザインのバランスを考慮した材料選択。
  2. 緻密な設計: アクリルと他の材料の組み合わせで展示什器が機能的で美観に優れるよう設計する。
  3. 定期的なメンテナンス: アクリル部分の清掃と、他の材料部分のメンテナンス。
  4. 取り扱いの注意: アクリル部分が傷つかないよう配慮する。
  5. 環境への適応: アクリルの特性(熱に弱い等)を考慮した店舗環境での使用。

利用シーン

部分的にアクリルを使用する什器は、店舗の現代的な外観と商品の魅力を高める効果がありますが、コストとメンテナンスに特に注意が必要です。

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展示用什器の紛失?を防ぐ発送

展示用什器が無くなるなるなんて、あり得るんです。

家電量販店さんの店舗には日々何百、何千といったアイテムが納品されます。それを念頭に現場で起きることを想像することが重要になってきます。当社はこれまでの経験から展示什器の紛失ゼロを目指した独自のアレンジにて発送を行っております。

バックヤードでは大変なことが。什器どころじゃないんです。

什器に使用する部品などは小型の梱包物であることが多いので、宅配便も使います。これは、配送コストを抑えるために当然のことなのですが、しかし、現場ではそんなことはお構いなし。ですので、物流サービスの選択も含めてろいろな工夫を行う必要があります。

什器が見当たらない。何が起きるのか

納品されてから設置までに日にちを開けてしまうと什器がどんどんと奥の奥に追いやられてしまい、設置当日に什器を探すだけで時間を取られてしまいます・・・。たった1つの什器を探すのに大変苦慮します。。。

什器捜索に丸3日費やすことも

経験が浅い人が手配した配送で、設置当日に部品が見つからなくて設置が3日以上遅れたという苦い経験もしてきました。なんで?あんな大きなものが見つからないの?そう思うかもしれませんが、バックヤードは意外と広くて探すのも一苦労。特に注意が必要なのは、お店の取扱商品が何かということです。そこが最大のヒントになります。

想像力と思いやりが重要です。

発送をする人が、送るだけを仕事ととらえている。つまり欧米的な仕事の処理なのでしょうか。こんな時に非効率と国際派の皆さんに非難をうける日本式の気質が重要になってきます。おかげさまで最適な梱包、発送を行い、”出して終わりではなく”、店舗納品後の先々を見据えた対応が結果コスト削減と良い仕事に繋がっております!!

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展示什器制作・設置の新プロジェクト

展示什器の大型案件が受注に至りました!!

某メーカー様ゲーム機用の展示什器を日本全国の家電量販店さんへ設置する大型案件です。
現在の予定では日本全国の家電量販店さん約350店舗へ什器制作~設置4種 総台数約450台 の設置を予定しております。

プロジェクトの概要

店頭展示用什器のデザイン~制作
・家電量販店さんへの什器発送、運搬
・家電量販店さんでの什器及びゲーム機設置、防犯機取り付け
・カタログ、ダミーカード(商品カード)等、展開物のデザイン、制作、設置
等々、多岐に亘ります。

什器設置事務局の立ち上げ

これだけの数を、当社だけでは設置に1年以上かかってしましますので、協力業者さんへの依頼や物流の設計、備品、部品管理、店舗からの問い合わせを受け付けないとなりません。ということで事務局方式を採用して短期間で全店舗の設置を進めたいと思います。

事務局の仕事

物流と施工の経験が長い私が事務局長を務めます。さらに店舗への連絡と時間調整は、量販店での勤務経験と卸部門でバイヤーとの交渉経験が長いKさんが担当。現地のディレクターとして経験が長いSさんが、什器の管理から輸送梱包、着荷、設置の事前準備などをを担当します。また、什器に付帯する装飾品、カタログなどは、これまたベテランのSMさんが担当します。他にもいくつかの役割を持ったメンバーがいますが代表的なところを紹介させていただきました。

入店方法

入店方法はお店によって様々。ショッピングモール内に出店している量販店の場合は、ショッピングモールとも調整する必要があります。什器搬入方法や搬入車種の調整も。

施工時間

施工時間はお店のタイプによって早朝だったり、平日午前中だったり、深夜だったり。かなり以前は深夜設置で朝までというのが常識だったこの職種も、労働法が厳しくなって深夜設置はほとんどなくなりました。むしろショッピングモールの方が深夜だったりしますが、量販店の社員さんの代わりに警備員さんが立ち会ったりして労働法の遵守に対応しているようです。

これから約1年、この新プロジェクトで当社は大忙しになります!!!
随時進行経過をアップしてまいりますのでご期待くださいませ!!

次回は什器の仕様、デザインについてのお話です!!

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